リーズナブルな料金で安心して睡眠がとれる! RVパークの基礎知識
RVパークは高速道路上にあるSA・PA、おなじみの道の駅での仮眠とは異なり、しっかりと車中泊ができる施設。
日本RV協会が認定し、全国に88カ所(5月31日時点)設置されている。
RVパークの一番の魅力は、リーズナブルな料金で安心して睡眠できることだろう。
旅の途中で仮眠する際、SA・PAでの車中泊だと隣のクルマの出入り音などにより意外と寝にくいもの。
また、短時間の仮眠では疲れも残ってしまう。そんなときにRVパークを利用すれば、下記4つの設備もあり快適だし、ゆっくり休める。
積極的に活用して楽しい旅を過ごそう!
RVパークの定義
❶ 広い駐車スペースで、1週間ほどの滞在も可能
❷ 24時間利用可能なトイレがある
❸ AC100V電源が使用可能
❹ 入浴施設が近隣にある
❺ ゴミ処理が可能
❻ 入退場制限が緩やかで予約が必須ではない(必要な場合もあり)
入浴施設で旅の疲れを癒やせるRVパークもある
クルマ旅では、一日の終わりにお風呂やシャワーを利用できるとよりリフレッシュできるというもの。
入浴施設があるかないかは大事な旅の要素だけに、RVパークには天然温泉やスパなどの入浴施設が併設もしくは近接していることが多いので安心。
料金やアメニティなどは施設ごとで異なるのでホームページをチェック。
電気がなくなる心配も無し
AC100V電源が装備されているのも大きな魅力。
冷蔵庫はもちろん、最近では家庭用エアコンの装着率も増加傾向にあるキャンピングカーにはうれしい設備。
サブバッテリーに常時充電できるので、消費電力の大きな製品の使用も安心。
電源利用料については、宿泊代に含まれる場合と別の場合があるので、気になる人は事前にホームページでチェックしておくこと。
椅子やテーブルを出して食事ができる
一般的な駐車場よりも広々とした駐車スペースが大きな特徴。
トレーラーやバスコンなどの大型車にも対応するところが多いが、対応サイズについては事前にホームページで確認しよう。
車内での調理はもちろん可能だが、車外での調理やたき火は禁止。
スペース内であればテーブルやイスを出してくつろぐのはOKだ。
24時間使えるトイレがあるから安心
トイレが24時間いつでも使えるのというのは大事なポイント。
場所によっては給水設備をはじめ、食器などを洗ったり、洗面に便利な洗い場を用意している。
このほか、ゴミの処理についても対応してくれる(有料・無料は施設により異なる)。その場合は指定の袋をもらい、分別を行なうこと。
タイプもさまざま、よりどりみどりRVパーク
お風呂上がりにそのまま寝られる温泉付き
やまなみの湯
近くにある御岳昇仙峡はパワースポットとしても人気。
ロープウエーで弥三郎岳山頂に行けば霊峰富士山の眺望が抜群!
「やまなみの湯」は南に富士五湖、北に昇仙峡や八ヶ岳、西には北岳をはじめとした赤石山脈(通称:南アルプス)、
東には甲府市街など、周囲は観光名所やアクティビティの宝庫! 旅の拠点としてほんとうに便利。
近くには道の駅「とよとみ」があり、夏は特産のスイートコーン「ゴールドラッシュ」が手に入る。
甘みが強く、粒の張りも最高ながらお手ごろな価格で買えるのはうれしい。また、豊富なフルーツや野菜もお薦め。
併設される与一味工房では、地元畜産によるハム・ソーセージ・ベーコンが購入できる。
やまなみの湯は甲西ふれあい公園内にあり、緑に囲まれた静かな環境が自慢。
1泊(24時間以内)の料金は1000円で、電源を使用する場合は別途500円かかる。
温泉は地下1500mから自噴により湧き上がり、美肌効果があるといわれ地元の人にも評判。12種ものお風呂が満喫できる。
フルコンやバスコン、トレーラーなどの車格の大きい車両でもOKな広々とした駐車場で安心して車中泊が可能。
美肌効果があるといわれる温泉は地元の人で朝からにぎわうほど。さまざまな湯船やサウナなど12種類のお風呂が楽しめる。
入浴料金はプール・休憩室の利用と合わせて大人900円、子供450円、入浴時間は10〜22時までとなっている。
公園入り口にある「鴨料理うどんそば・匠」もお薦めだ。
甲西ふれあい公園は広大で、ピクニックに最適な芝生広場やターザンロープなどの遊具、テニスやゲートボール(有料)も楽しめる。
南アルプスから八ヶ岳方面に向かう途中、日が沈む直前の富士山をバックに記念写真。
市内にも電灯がともりロマンチック。
やまなみの湯
山梨県南アルプス市西南湖1299-1
☎ 055-280-3340