• 掲載日:2020.07.29
  • 行ってトク!


日本で3番目に大きい湖 サロマ湖へ



日本で3番目に大きい湖 サロマ湖へ

正直、食い意地が張っている自分。
去年のルート上で最大の目的は花咲ガニだったが、季節は5月、網走近辺ということで名物のシジミを食べることに。
ジビエ料理で流行のシカも網走の名物だが、ハイマーを管理してくれている人がシカ撃ちなので、いつも上物をおすそ分けしてくれることもあり、それはパス。宍道湖のシジミはうまかった。有明海の緑色のシジミにはびっくりした。

そして気になってしょうがなかったのがサロマ湖のシジミである。
買いに行ってみると、100円玉をはるかに超えるドデカいシジミ。
感動していると店の若い衆が「ソレは網走湖産で、サロマ湖のだと一番小さくてソレくらいだ」…と。
優に500円玉を超える大きさらしい。だが、サロマ湖産の解禁はもう少し後…残念。
並んでいるハマグリ…と思ったらアサリ。ホタテが自分の手のひらより大きい。一体どうなっているんだろうと感心。



サロマ湖にあり、民宿船長の家も営む永田水産直営の鮮魚市場
保存を考え、カラ付き冷凍ホタテはないかと聞いたら、そんな意味のない商品はないと、叱られる・・。

 

絶対に日持ちしないからと言われ、その日のうちにシジミを調理。その最中にかなりブッたまげる。
濃い、スゴい、きっとオルニチンいっぱいだ。

その日、カメラマンは午前0時就寝。自分はキャンプのときどうしてか聞きたくなる、ジェットストリームなどを聴きつつ1時半就寝。5時半、8時間就寝が基本の自分はなぜか目が覚める、しかもものすごく快調、目覚めスッキリ疲れは皆無。
こんなもん1杯で効くわけないジャンなどと、言ってはいけないね。

ウマそうなノリ巻きも加え、ダイネットの上は北海道の景色満開
水からユックリ温度を上げていくと、青い青い! 写真で表現しきれない色と濃さである。

 



湖畔のキャンプ場は絶景 洞爺湖

 

今回の北海道にはもう1つ取材班が出ていて、どうせならどデカいエリアの真ん中で落ち合って、食材を持ち寄ってバーベキューをしようと決めていた。

なので、海鮮をどっさり買い込みキャンプサイトへ。
途中河原の露天風呂がすてきな滝の湯温泉などに寄り、旅の汚れなどを落としつつ、たどり着いたは洞爺湖畔。
まずは情報収集と、水の駅なるところで昼食「豚丼セット」といういかにもなものを注文すると、セットの麺は讃岐うどん。それも本場さながらのもの。

 

北海道を旅して感じられるのは、その自然や景色のすばらしさはもとより、キャンピングカーで移動したときのキャンプ場の利用のしやすさがある。
予約の煩雑さがほとんどないことや料金だけでなく、パーキングや道の駅、コンビニなどでもまったくゴミ箱を置かなくなってきている北海道のなかで、安心して宿泊できゴミ処理もできるのはありがたいのである。

 



洞爺湖でのんびり相方の品田待ち。夜の宴の準備をしつつ、走り疲れた相方をお出迎え
道の駅おんねゆ温泉近く、源泉かけ流しの宿塩別つるつる温泉は日帰り湯500円、露天風呂がイケてます。
周辺にはそのほかにも温泉施設が多く、入り比べで1日いてもいいかも・・・。

ただ、当麻から旭川へ抜けながら走っているときに気づいたのだが、畑が田んぼだらけになってしまっているという事実。
ちょうど田植えが行なわれていて、用水路は波打つ大量の水が流れていたこともあって、その変化に驚かざるをえなかった。
そりゃ最近は北海道のブランド米がおいしく、大人気で一大米どころにもなっているし、そこここの施設で利き米セットを売っているが…。

それと忘れてはいけないのは、北見や十勝地方。昨年の台風によるダメージはかなりのもので、日勝峠は秋まで通行止め。
都会じゃイモが高値で困るとか、ポテトチップがなくて食べれないなどお気楽なことを言っているが、現地の景色を目の当たりにするとその口も黙るだろう。
もうちょっと気にかけてもいいと思うけどなぁ。

さて、2年の歳月を費やし、北海道をかなりまわってみた。
今年はこの後続く本誌・品田の札幌から函館、西海岸北上で小樽というルートも網羅。
小誌的に見ると、残るは紋別、稚内、留萌を走るエリアが残ったことになるのだが、それの実現は来年か。またハイマーで再来を誓うのだった。

普段は片づけが面倒なのでバーベキューはやらないが、そりゃ北海道で新鮮ですぐ食べたいものばかりとなれば、やるに決まっている。
いや、堪能しました!
金額は時価。ホタテ、貝柱ステーキ、鮭とば、サクラマス一夜干し、毛ガニそのほか鈴木が用意
品田用意ワカサギのつくだ煮。つくだ煮天国出身の鈴木には、甘い味だと思う。

 

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