大切な自転車と一緒に泊まれるホテル!? 「ハタゴイン静岡吉田インター」
ハタゴイン静岡吉田インター
〒427-0104 静岡県島田市井口869
TEL 0547-30-0111
サイクリストウェルカムなホテルが静岡県島田市にオープンした。『チサンイン』をはじめ、
多くのホテルを運営するソラーレ ホテルズ アンド リゾーツが新たに作り出した「ハタゴイン」には、サイクリストとホテルの新しい未来があった。
ロードサイド型ホテル「チサンイン」など数多くのホテルを手がけるソラーレ ホテルズ アンド リゾーツが、
同様の立地と日本の伝統的な旅籠(はたご)の情緒を掛け合わせたホテルをオープン、それが『ハタゴイン』だ。
「街とともに」をコンセプトに、外観はあえておとなしめに、街の景観から浮かぬよう作られている。
そんなハタゴインには、自転車とビジネスホテルの新たな関係を持たせたいとの思惑があった。
また、以前からサイクリストがチサンインなどに泊まる際、「自転車が雨ざらしになっているのがいたたまれない」との声が寄せられていたことから、
新たに「バイシクルルーム」というタイプの客室が設けられた。このバイシクルルームは、何と自室に愛車を持ち込める。
部屋の様子は上の写真のとおり。ドアを開けてすぐ土間のようなスペースがあり、ここに自転車を置く仕様になっている。
自転車を置いても不自由なく出入りできるほど広いので、簡単なメンテナンスも行える。
予備パーツさえあれば何でもできてしまえそうなほど充実した工具セットや空気入れ、スタンド、ウエスなどは1階エレベーター脇にある札をフロントに渡せば貸してくれる。
イラスト付きなので、日本語が分からない外国人でも利用しやすい。
出先で自転車をメンテナンスできる環境が整っているのは、サイクリストにはとてもうれしい。
ここまでサイクリストウェルカムなホテルは、他に類を見ないのではないだろうか。
エレベーター脇にあるアメニティグッズや工具のイラストが描かれた札をフロントに渡すと、借りることができる。
サイクリストのためだけではないが、サイクリストにも一般の人にもうれしいのが、ハタゴイン自慢の大浴場だ。
旅の疲れを癒すにはもってこいのその大浴場は、現在日本に3人しかいない銭湯絵師による見事な銭湯絵が浴場に飾られている。
この他エントランス横のライブラリー&ラウンジには、雑誌や約1万冊の漫画などが用意されており、ホテルでの時間を快適に過ごせることだろう。
東名高速道路の吉田インターからすぐなのでクルマでのアクセスがとても良く、クルマに自転車を積み、ここを起点として静岡を自転車で巡るなど活用の幅は無限大。
富士山静岡空港からも8㎞ほどの距離にあるので、飛行機輪行をして空港から直接向かうことも可能だ。
自転車を持ち込み可能なだけでなく、フロアポンプやスタンド、工具セットまで借りることができるなど、サイクリストには夢のような環境だ。
約1万冊のマンガの他、多くの雑誌をそろえるライブラリー&ラウンジ。
朝は朝食会場になり、スタミナ満点の朝食を食べられる。
サイクリストの疲れを癒やすのにピッタリな大浴場も完備。富士山の銭湯絵は日本に3人しかいない銭湯絵師による自慢の一品。