サイクリストも大歓迎! 那須高原のオススメ宿
2015年の夏に全日本選手権が開催される那須高原。坂も多く、初心者にとってはやや走り応えのあるエリアだが、そのぶん走り終わった後に入る温泉は至福のひとときだ。那須の名湯が存分に楽しめて、サイクリストもウェルカムな温泉宿をご紹介。
那須の魅力と和の心を伝える宿
那須御用邸のほど近く、那須湯本温泉へと向かう道を右に折れ進むと、林の中に昭和初期に建てられた木造建築の建物が現れる。那須岳に向かう登り口の途中に位置しており、ツーリングの拠点としても最適な立地だ。
自然の緑に溶け込む「山水閣」は古きよき日本の文化を大切にした、全14部屋の温泉宿。宿の中に一歩足を踏み入れると、木のぬくもりを活かした内装に懐かしい気持ちと、旅情をかき立てられる。美しい木々の庭を歩けば、那須の澄んだ空気を感じ取ることができるだろう。
ツーリングの疲れは地元の食材をふんだんに使ったごちそうと掛け流しのお風呂が癒してくれる。旅館でありながらモダンなラウンジやアロマルームなども備えている。自らもサイクリストだという支配人の配慮で、自転車を持ち込むことのできる客室も用意されている(ただし持ち込める部屋は決まっているので要確認)。1日1組限定の「離れ」と別邸の「回」もあり、本館とは違った雰囲気が楽しめる。