昭和の香り！ 富山県氷見市にある氷見昭和館！よく集まってます。

こんにちは。

今日は、富山県にあるレトロな展示館を紹介します。

『氷見昭和館』さんです。

ここは、知る人ぞ知る、昭和のグッズが凝縮された場所です。

北陸のドライブがてらに立ち寄る方が多いです。

さて、どんな展示館なんでしょう。

【１】　趣味から拡がった定年後の第2人生論

定年退職、リタイア、隠居･･･言い方はさまざまですが、

誰しも歳を取り、現役を退くときが来ます。
そのあとどんな趣味人生を送ればいいのか?
60歳で定年した直後に昭和館を始めた方がいる。

いま、全国各地に大小の｢昭和館｣がある。
昭和時代にまつわる家電品、衣料品、雑誌、玩具、クルマ・バイクなどを展示する施設です。
こちら氷見昭和館は各地にある昭和館のなかでも、設立時期の遅い、

つまり若い施設です。（2011年にスタート）。

定年と同時。に始めた氷見昭和館。

昭和館としては中規模だが、さまざまな工夫がこらしてあります。
壁面に張ってあるのは退職前に集めたホーロー看板の一部だそうです。

【２】　昭和館の作り方

路地裏商店街の再現が昭和館の定番。

通路を狭く薄暗くすることで来場者は実際より広く奥行きある空間だと錯覚します。
この場合、天井が高いことも基本条件だそうです。
商店街の店は軒先の上の部分まで作っておくとより空間の広がりが高まります。
先っちょだけ張り出した軒も決まりもの。
建具などは新規に組んだ物ですが、瓦屋根などは道路計画で取り壊しになった古民家から譲り受けたそうです。

昭和の煙草屋も再現されてます。
現物の入手が難しくなってますが、タイル壁などは似たもので作ることも可能ですが、
むしろ入手が難しいのは、未開封のタバコ。
喫煙者、元喫煙者さんには、懐かしいタバコがあるんでしょうね。

（写真は、八重洲出版さんの提供）

【３】 ここに住んでます！

昭和30年代の日本の住居を再現した部屋。

じつはこちらに家主の住居も兼ねてるんです。

吹き抜けを見上げたところにある中2階にも隠し部屋があるという。
まさに趣味と実益の両立。

中2階は電気店、カメラ屋などがあります。
こうして見るとかなりのコレクション品をストックしていなければ、

「昭和館」は始められないということがわかります。

1階には、実動品のジュークボックス、隣はC65スーパーカブ。
乗り物は他にスバル360、ラビットハイスーパー、それに実用自転車など。
昭和の大俳優であった三船敏郎さん+サッポロ黒ラベルは中高年に大好評。

氷見昭和館の主である蔵田さんは、同館では得意の似顔絵も描いている。
ぜひ体験してみましょう！

【４】　展示館概要

名称：氷見昭和館

住所：〒935-0031 富山県氷見市柳田526-1

電話：0766-91-4000 （ｼｮｰﾜ）

開館時間：AM9:00～PM6:00　最終入場PM5:00

休館日：毎週 火・水・木曜日（祝・予約は開館）

入場料：高校生以上600円、中学生以下400円、乳児無料

　　　　（障がい者手帳提示、10名以上団体100円引き）

＊喫茶・似顔絵コーナーは入場無料。

お近くの方、富山へ行かれる方は、氷見昭和館へ立ち寄られてはいかがですか。

懐かしいもの、知らなかったものが見つかりますよ！

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