環境と人を大切にするリサイクルパーツの三重パーツさん！（ネコちゃんも大切にされてました）

こんにちは。

日本は、世界の中でも自動車パーツリサイクルを進めている国のひとつです。

日本で一番作られて、使われ、輸出もされている自動車。

海外に行くと、日本車が走っている！と見かけることは多いと思います。

その自動車が走れなくなったら、全て捨ててしまったら？

地球はゴミだらけになってしまいます。

そんな時に、この動かない自動車を引き取り、

有益な部品を再利用できるようにしてくれるのが、

自動車リサイクラーさん達です。

その中から厳選させていただいた企業さんを紹介させていただきます。

『三重パーツ』さんです。

ご好意から、会社を見学させていただけました。

どんな企業さんなんでしょうか。

【１】　廃車から使用できる製品を生み出す企業

鈴鹿サーキットのそばに位置する三重パーツさん。

社屋は、木のエコロジーな作り。

毎月800～900台、年間10,000台ほど廃車を引き取り、

そこから製品を生み出しています。

取材時も車が並び、検査して、常用パーツを取り外していました。

エンジニアは、真剣に車を観察して、一点一点を取り外します。

外された部品は、エンジン等は動作確認をしっかり行います。

外装品も、そぉーっと外して、壊さないように運ばれてました。

外装パーツ、室内パーツ、エンジン廻り、足廻り、電装関係など、

自動車のさまざまなパーツが、1台から丁寧に外されます。

そのパーツを、お客様に販売するために、しっかりと洗浄されます。

外装品は洗浄後、しっかりエアキャップで守ります。

ここまで丁寧な工程を見て、自動車が大切にされているのがわかりました。

（写真は、三重パーツ様の許可を得て撮影）

【2】　商品となる大切なパーツ

廃車から外された貴重なパーツは、ラックに種類別にパレット保管されたり、

地面に着かないようにバンドで固定されています。

販売が決まると、倉庫から移動されて出荷準備になります。

エンジン廻り、ミッションは、出荷前に完全洗浄になります。

グリス、油汚れがあると、配送中にトラックが揺れて汚す可能性があるそうです。

それを防ぐ為に、しっかり洗われていました。

もちろん、お客様のもとにも、きれいなパーツが届いて、

すぐに修理に使ってもらうためでもあります。

さらに出荷時は、梱包をしっかり行っていました。

商品を入れるダンボール内に緩衝材を入れ、輸送中に破損しないようにします。

ここまで、運送会社さん、お客さんを思って準備をされていました。

【３】　楽しそうなスタッフさん達

見学中、工場、倉庫をまわっていると、スタッフさん達が冗談を交えたり、

親切に説明をしてくれました。

特に休憩時間は、みなさん一緒にいて楽しそうに話をされていました。

工場の片隅には、ネコちゃんが住んでいました。

賢いネコちゃんで、カメラを向けるとカメラ目線になります。

作業中は、決して工場内に入らない。

休憩になると、スタッフさんも元に寄る。

微笑ましいですよね。