滋賀県の牛肉女子からの書簡「天下の名品 近江牛、ご存知ですか?」
三大和牛の一つ
日本三大和牛というと、日本の代表的な銘柄牛あるいは銘柄牛肉のこと。
神戸ビーフ、松阪牛と、近江牛(または米沢牛という説もある)の三つを言うことが多いのだとか。
中でも近江牛は、滋賀県内で肥育された黒毛和種。
江戸時代に彦根藩から徳川将軍家に養生薬の名目で献上されており、歴史的にも非常に由緒がある。
併せて、近江商人(日本三大商人の一角)が活躍したことも知名度向上に貢献したとのこと。
滋賀県の1/6は琵琶湖、湖を取り巻くかたちで宿場町、水郷、城下町、寺町など個性的な観光スポットが盛りだくさん。
その昔、豊臣秀吉が城下町を築いた所でもある。
さて今回は、滋賀県の近江牛のオススメのお店をご紹介したい。
黒壁ガラス館近くの近江牛専門店 毛利志満
近江牛の真の美味しさを味わいたい方には、このお店は外せないはず。
最高級の近江牛と心を込めたおもてなしに、心もお腹も満たされます。
極上のヒレステーキ。
お肉の味といい食感といいこの美味しさはなんと表現すればいいのでしょうか!
お肉が口の中で今にも溶けそうな感じ。
柔らかいのに存在感があって堪能する時間はまさに「口福タイム」・・・
店長さん曰く、
火曜サスペンス劇場でお馴染みの女優さんも近江牛を堪能されていたそうな・・・。
「この近江牛・・・事件クラスの美味しさかも♪」
店舗外観の黒壁にイルミネーションも美しい。
毛利志満のルーツ
明治12年、まだ日本人があまり肉食を常用していなかった時代に、滋賀県竜王町山之上出身の竹中久次・森嶋留蔵兄弟が、東京浅草に牛肉卸小売と牛鍋専門店「米久」を開業。
爆発的にヒットし、「往来、絶えざる浅草通り。御蔵前の定舗の名も高旗の牛肉鍋」と近江の牛鍋は一世を風靡した経緯がある。