十数年の色見本が発揮した美人画の集約！池永康晟先生の画集発刊記念！

こんにちは。

今日は、美人画のスペシャリストである池永康晟先生の新刊出版のお知らせです。

『少女百遍の鬱憂』（玄光社）というタイトルです。

アマゾンでは、7/31に販売なのに、画集カテゴリですでに上位にランクイン！

2014年に刊行された画集「君想ふ百夜の幸福」は今もロングセラーです。

こちらも画集では、販売から約5年経っても50位代にランクイン！

知る人ぞ知る、名作を描き続けている日本を代表する画家です。

その先生の刊行記念展が、ぎゃらりい秋華洞さんで7/26(金)～8/4(日)まで行われます。

【１】　池永康晟先生とは？

1965年生まれの大分県出身。

特徴は、ご自身で染め上げた麻布を使い、岩絵具で描きます。

その美人画が、独特な質感と芳香を放っています。

先生は、自分の画集を出すまで、十数年色見本を研究されていました。

これには脱帽します。

芸術家の魂を見せてくれています。

作品のみならず、版画、塗り絵、文房具、本の装丁、カレンダーと大活躍されています。

そして、2015年には、AKBの横山結衣の美人画4作品が彼女の写真集に付きました。

これが大人気で、AKBファンは池永先生に嫉妬もしてました。

その出来が素晴らし過ぎるそうです。

その天才画家が、久しぶりに画集を出されるわけでして。

どんな画集になるのでしょうか。

（写真は池永先生の作品。ぎゃらりい秋華洞様のご提供）

【２】　『少女百遍の鬱憂』とは？

池永先生の作品集の言葉です。

「幼く美しい娘は鬼だ、異形の鬼だ。
　私は、それを描く覚悟を知らないのだ。

　少女であることと偶像であることの
　狭間を彷徨う娘達と、
　それに惑する画描きの。
　これは葛藤と鬱憂の記録である。」

数年にわたって描き続けた作品をまとめた画集です。

百聞は一見にしかず、の通りを、ページを開いて、初めてわかる世界かもしれません。

【３】　展覧会情報