• 掲載日:2017.01.27
  • 更新日:2017.02.13
  • 知ってトク!


トヨタ レジアスエース 左クォーターパネル交換。



トヨタ レジアスエースの修理事例のご紹介です。



駐車時にドカンとポールにぶつけてしまったとのこと。

1BOX系の車は、左うしろが意外と盲点なんですよね!

見えそうで見えない時があります・・・



真横から見ると、大したことないように見えたのですが・・・
 この角度から見てみると~・・・
結構な範囲で凹んじゃってますね~‼
おまけに!ハイエースでは珍しい3コートパール仕様車。

塗装料金も高く付いちゃいそうです・・・



リアバンパーとテールレンズを外して、中を確認してみると・・・

エンドパネルにも損傷を発見!

思った以上に損傷してますね~。



特にこの写真の中央下、上下をビスで止めてある白いプラスチックの部品。。。
これはバンパーブラケットと言い、バンパーの横側をパチンと止めてあげる部品なのですが・・・
ハイエースはこの部品が付くパネルをきちんと直してあげないと、きちんとバンパーが付きません!
終いには・・・
テールレンズ、リアバンパー、リアゲートがきちんと付かず、建付け不良が起こってしまいます。。。
この部位は強度があって硬い部分!
直すのも一苦労・・・
きちんとした修理が出来る工場でないと、きちんと直らないのです・・・

黒いダクトの取り付け部です。
パネルが開いているのが確認できます。
今回の事故の他に、凹んだ箇所を発見!
恐らく違う時の事故かと思われます。
こうなると・・・
二つの事故状況を同時に判断して修理をしなくてはなりません!
今回はクォーターパネルの交換が必要となりました。



写真の通り・・・

クォーターパネル1枚を丸々交換になります。

スポット溶接部を専用のドリルで揉んで、溶接を剥がしていきます。
 左スライドドアも外しての大掛かりな作業となります。

一般の方は、このようにボディー内部があらわになる状況を見る機会は無いかと思います。



写真のエンドパネル、アウタクロスメンバーは取り替えずに新品クォーターパネルに合わせて鈑金修理していきます。
この固い部分も、ここまで内部をあらわにすれば、修理が可能となります。
この合わせ作業は技術の要するところ!
腕の見せ所です♪



 
新品パネルを何度も何度も仮組して、最終合わせまで完了。
ここから各部の溶接作業を行い、塗装前の下地作業まで行います。



パネル溶接後、パネル継ぎ目をパテで整形。
各部に防錆処理(シーリング)などを施し、塗装へと入っていきます。


 



内部塗装後、スライドドアも取り付け、外板の塗装をしていきます。
『ぼかし塗装』と言われる技法を行いながら、2パネルを塗装します。
このぼかし作業の良し悪しで、全体の仕上がりが決定する重要な作業となります。
塗装後は塗装を乾燥させ、磨き作業。



必要部品を取り付けて完了となります。

綺麗になりました♪

今回は、保険修理で対応でしたが、リアバンパーとテールレンズはリサイクル品を使用しました。
少し節約した分で、他部分も修理してもらったそうで・・・その足しにしてもらったそうです!
 (リサイクルの節約は状況によって可能ですので、修理工場へご相談ください。)

今回掛かった修理費は?
 部品代 約95,000円
 作業工賃 約100,000円
 塗装料金 約93,000円
 合計で30万(税込)越えの修理代となってしまいました!
 保険修理とは言え、修理代は高くつきますね!

今回は大掛かりな作業をご紹介させて頂きました!
これからも色々な作業風景をUPしていきます。

 

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