ステップワゴン スパーダ パワステポンプのリビルト品交換
ステップワゴン スパーダ RG1(20年3月登録)の修理事例です。
今回はリサイクルパーツとは違ってリビルト品での修理をご紹介します。
『リビルト品』とは、なんぞや?
『リビルト』⇒『REBUILD』の文字のごとく、簡単の言えば『組み直す』を意味します。
一度部品をバラシて各パーツの点検をして組み直す。
もちろん消耗した部品や壊れた部品は新しいものに交換。
もっと言うと! 純正品では壊れやすい部品を強化品として自社で製作!
そこまでこだわるリビルトメーカーさんも居られます♪
今回はそんなリビルト品での交換事例です。
ステップワゴンによく見られる症状・・・
走っていてエンジンルームからモーター音の様な、うなり音が発生!!
エンジン音より大きな音・・・
そして、アクセルと連動してずーっと鳴っているとか?
エンジンルームを開けて中を確認すると。。。
交換での判断としましたが、純正新品にするか? リサイクルにするか? リビルトにするか?
新品は¥48,500、リサイクルは¥7,000、リビルト¥15,000と。。。
流石に新品は結構な値段がしますねー!!
リサイクルだと安くって¥7,000円♪ リビルトは¥15,000とその倍!! それでも新品の1/3の価格♪
安く直したいので、新品は却下(笑) 残る2種が候補になります。
さてと・・・
リサイクルにするか? リビルトにするか? 悩みどころですが・・・
リサイクル品の詳細を確認すると・・・ 走行距離が今の車とほぼ同じ距離数。
と言うことは? また同じ事が発生する可能性も考えられます。
これからも長く乗りたい!とオーナー様の要望あり!
リビルト品は確か。。。
冒頭前述の通り、部品の組み直しもしてるし、場合によっては各部の対策も考えられているはず、、、
であれば、純正より遥かに、高性能かも!!
確実に長く乗ることを考えれば、リビルト品をお薦めします♪
決してリサイクルが悪い! と言うのではなく・・・
その時の状況によって修理方法が選べるのが、リサイクルパーツ・リビルトパーツを使う利点♪
と言うことで、今回もRECOジャパンにオーダーして頂いて。。。
ご丁寧に、今回の症状の原因まで説明された説明書まで同封されておりました♪(右)
毎日のように同じ症状の商品をリビルトしているメーカーさんならではのサービスですね!
これは今後の知識として、修理業者様も本当に助かりますね!!
【今回の原因として】
ポンプ低圧側のホース付け根がバンドで絞めてあり、経年劣化でホース(ゴム製)が硬くなり、付け根が開いてしまうとのこと・・・
オイル漏れは生じないが、そこから外の空気(エアー)を吸ってしまい、ポンプ内にエアーが流入!!
それが原因で異音が発生するとのこと!! 低圧側ホースも確実に交換をして欲しいとも明記してありました。
メーカーさんが指摘した通り! ホースが変形してますねー!!
これが一つの原因だったとは・・・(意外と原因追及しても、ここは分からない箇所だったりします。)
リビルトメーカー様様です!
次回、同じ症状の車が入庫したら・・・
自信を持ってお客様に即答が出来ちゃいますね~(笑)
元々付いていた部品を、このようにメーカーさんへ送り返します。(送料はメーカーさん負担です。)
そして、このコアを、またメーカーさんがリビルトして商品化してくれるのですね。
修理業者様へ・・・
リビルトご購入の際は、必ずコアを返却してくださいね!
各リビルト品に対して、保証期間が設定されていますので、これも安心材料の一つですよね♪
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神奈川県川崎市のBP・GLOBAL様。