• 掲載日:2020.06.08
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建機なんでもレンタル『kanamoto』が誇る特殊車両 特殊アームで橋を点検 橋竜



基本的には建機製造メーカーの製品を購入し、それを貸し出すカナモト。しかしそれだけではない!

他に類を見ない特殊な車両をオリジナルで所有している。

その一つがこの“橋竜”だ。

 

あらゆる河川や道路上などに架かっている橋だが、その寿命は約50年といわれている。地震などの災害により橋の寿命は縮まってしまうため、現在の強度や破損、経年劣化具合などを点検確認するのは重要なことだ。

橋の点検といえば、作業員が不安定な高所作業車に乗って橋の下に潜り込み、また作業中は周囲にガードマンを配置するなど大掛かりな作業となる。

そこで素早く、低コストで確実に点検できるよう開発されたのがこの〝橋竜〞だ。



最先端デジタル機器を搭載

トラックの荷台に積まれた折りたたみ式アームの先端には好感度カメラを搭載。

このアームを展開して、自身が乗っている橋の裏側を撮影する。

アームの展開や撮影はすべて運転席内でコントロールでき、撮影内容はすべて車載コンピューターへ収集される。

このデータを基に画像による目視点検から3DCG化まで行えるのだ。

アームをゆっくりと伸ばしていく姿はまさに竜。我々の生活安全に深くかかわってくる頼もしい特殊車両だ。

 

 

車体はいすゞのエルフをベースに、荷台に折りたたみ式アームを収納する構造。普通免許(中型8トン限定)で運転できる。

 

アーム展開時は、車体を確実に支える必要がある。橋竜には車輪付きのアウトリガーを装備し、支えながら移動することも可能だ。

 

アーム先端の雲台に装備された高感度カメラ。

将来的にはセンサーやスプレーなどに交換し、多方面での活用も考えられている。

 

このジョイスティックを使用してアームの展開操作を行う。

オペレータは車載コンピューターの画面を見ながら手軽に操作できるのだ。

 



アームを伸ばして健全度をチェック

荷台からアームが持ち上がり、徐々に展開していく姿は感動だ。

アーム先端のカメラには照明も装備されており、

光の届きにくい狭い場所や、人間の入りにくい場所でも確実に点検が可能だ。

また作業員は車内で安全に作業を行え、点検内容はデータ化されるので報告データの作成まで一括管理できる。

このような作業の効率化がコスト削減にもつながるなど、メリットは非常に大きい。

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