知ってトク キャンピングカーにぴったりの快適装備
キャンピングカー
フィールドで思いきり遊んだ後は、キャンピングカーの中でゆっくりくつろげたら最高ですよね〜
ここでは8ナンバーのキャンピングカーや、 4ナンバー車中泊仕様モデルに搭載されている、快適装備とその仕組みを見ていきましょう。
サブバッテリー
キャンピングカーのシート下やキャビネット内には、サブバッテリーをはじめさまざまな電装品が装備されています。
ベース車に使われているバッテリーをメインと呼ぶのに対し、架装部分で使う電源をサブバッテリーと呼びます。
同じバッテリーだが切り離されているので、電気の使い過ぎでサブがあがったとしてもメインは問題ないんです。
電気の使用量は、サブバッテリーの容量によって決まってきます。
近年では 100Ahが普及し、1個増設することによる200Ahや、さらには3~4個と増やして、快適性を高める人もいます。
インバーター
キャンピングカーのサブバッテリーは通常DC12V。
一部DC24Vもあります。
いずれにせよそのままでは家庭用電化製品は使えないのです。
それを変換してくれるのがインバーターというもの。
製品の種類は多いですが、もっとも違うのは出力です。
小さいもので100W程度から、大きいと4000Wなんてモデルまであります。
充電器
走行充電は走っているかぎり充電されます。
正確には、エンジンがかかっていると、その動力を使いオルタネーターが発電し、
メインバッテリーに充電する仕組みになっています。
その余剰分をサブバッテリーに蓄える形です。
充電器にはAC100Vをサブバッテリーに充電する装置もあります。
その際の充電方式に関しては製品により差があるほか、過充電防止装置や熱にも対応している充電器を使いたいですね。
ソーラーパネル
バッテリーの充電方法は、外部からのAC100Vのほか、走行充電があります。
ただし走行充電はエンジンを稼働させないと充電しないので、外部からの電源獲得があれば心強いですね。
そんなときに便利なのがソーラーチャージャー。太陽さえ出ていれば充電してくれます。
現在は多種多様な製品が各社から発売されています。
充電にはソーラーパネルからバッテリーへ充電するためのコントローラーも必要です。
FFヒーター
正式名称は「強制吸排気型暖房装置」。
燃焼によって出た排気は車外に放出し、燃焼のための空気は基本的に車外から取り入れる仕組みになっています。
燃料はガソリンもしくは軽油(輸入キャンピングカーはプロパンガス のことも)で、
車両の燃料タンクから配管して稼働させることができます。
最大の利点はエンジンをかけなくても車内を暖められることです。
寒い季節に車内で過ごす際は必需品です。
冷蔵庫
家庭用と大きく異なる点は電源で、1ウェイと呼ばれる冷蔵庫はDC12V(サブバッテ リー)で駆動します。
これが2ウェイになるとDC12VとAC100Vの両方が使えます。
さらに 3ウェイになるとガスでの駆動も加わります。
3ウェイならあらかじめいずれかの電源で冷やしておき、ガスに切り替えて冷気を維持することもできます。
扉は上開きと横開きがあり、車内のスペースを考慮して設定されます。
シンク
キャンピング登録には必要な装備ですが、大きさには規定がなく、手洗い程度であれば小さくても大丈夫です。
しかし実用性を考えると、食器洗いには最低でも20cm四方は必要かと思われます。
洗顔にも同程度の大きさは欲しいですよね。
蛇口も備わり、通常は電動ポンプが搭載さ れたタンクからくみ出されます。
給水、および排水のタンクは最低でも10lは必要。蛇口がシャワータイプのものもあります。
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